6月の行事
月の行事

(1)6月朔日

 6月1日のことをオヒトヨと言う。
毎月1日があるのに6月だけ御をつけてオヒトヨと呼ぶか、普通の1日はオツイタチと呼んで
6月1日だけをオヒトヨと呼ぶ。
この日来年33歳(女性の場合)42歳(男性の場合)は氏神に参拝して来年のこの日まで
特に気をつける。元来 女33歳 男42歳は厄年とされ1年間に難事が起こりやすいものと
信じられてきたが、1月1日から12月31日までの1年間ではなく、6月1日から翌年の
6月1日までの1カ年を厄の期間と考えている。
厄に向かう人は うけとり と言い、終わった人は払い終わったという。
なお冠婚葬祭については、稿を改めて記す。


2)半夏生

 
旧暦6月にあるか5月にあるかは、その年によって違うがここでは便宜上6月行事の中に
入れておく。「半夏のはげあがり」と言って長い梅雨が終わる。
これまでに田植えやトウガラシ、甘藷などの植え付けを終えておかないと急に暑い夏が
やってくるので、植え付けが困難のなるのでこの日までに取り入れ植え付けを終わり、
半夏にはゆっくり休む。半夏のはげ団子といって小麦粉で団子を作る。
昔はこの日薬草を採集して陰干しにしておく習慣もあったが、最近ではその習慣もなくなっている。


(3)土用の丑の日
 

 一年で最も暑い日。食欲も減退し瓜などのあっさりしたものを好む時期。
栄養補給の意味から、昔から土用の丑の日に鰻を食べるとよいと言われて、粟島でも
食べる家が相当ある。
またこの日海水浴をするとよいというので、日ごろあまり泳がない大人も海に浴する。
また「丑」と「牛」が通じるので、家畜の牛を海浴させる。



(4)土用干し

 土用中に衣類を家の中で虫干しする。