島空間を豊で自由な表現空間へ 松田悦子さんの試み(2) |
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松田さんの農園は一寸変わっています。 一見無造作に植物が植えられています。 コスモスの群生の横に野菜が植えられて います。 その間にブイブイ人形がいて、その横に 古い農具が転がっています。 果樹も植わっています。・・・ そうなのです。ここは畑ではなく、野菜も 花も木も自由に育つ松田ワールドの メルヘンガーデンなのです。 あぜ道は散策路になっているのです。 |
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たばこの乾燥室だった納屋は 天井が高く、 乾燥していて涼しく快適です。 松田さんはこの建物をくつろぎのギャラリーに しています。予約を入れておけば、「茶がゆ」を いただくことも出来ます。 ただしこの茶がゆは「気まぐれ茶がゆ」ですので、 必ずいただけるとは限りません。 床几に腰掛けてのんびり景色を楽しんでください。 |
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レトロなギャラリー内部。 土壁が落ち着いた雰囲気で、さりげなく 展示されている作品が、くっきりと 浮かびます。 空気感、自然、すべてが本物の中にある このぎゃらりーは、出展者にとっては、 この上ないぜいたくなギャラリーでしょう。この日もイタリアの作家の作品が 展示されていました。 |
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ギャラリーの周囲からが始まって、 自宅の周囲、畑の中まで、 いたる所に粟島の古い生活家具、 農具、漁具等がコレクションされて います。 それらはいかにも落ち着く場所に 落ち着いているようで、 展示されている感じは 全くありません。 松田さんの粟島の民俗博物館は、 粟島の自然と、生活感と共 にありました。 |
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松田悦子さんの空間表現で象徴されるように、 粟島のパブリックアートは、あくまでも粟島の 歴史と、自然と生活のバランスの中で生み出されて います。 結果として子どもからお年寄りまでが、あるときは 道端の休憩場所の傍らで、ある時は遊び場で、 日常生活のなかで、親しくふれ合う作品ばかり でした。しかし、これらの作品は末長く島人や、 島を訪れた人々の記憶に残るに違いありません。アートを志す皆さん、ぜひ粟島に来て、 粟島のインスピレーションでクリエイトしてみて ください。粟島はクリエイター大歓迎です。 |
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↑松田さんの家の裏は京の浜海岸です。 | |||||
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